■PMSと間違えやすい病気

 

・気分の浮き沈みやイライラ、眠気がずっと続くのは非定型うつ病
・生理が始まってもイライラするのは月経困難症

 

 

毎月生理前になると、イライラしてどうしようもなくなることがあります。

 

 

職場でコードに躓いた、少し遅刻した、自分のミスで仕事の進み
具合が遅い・・・。

 

 

普段なら「何やってんだろうな」で済むミスも、イライラして止まらず、
叫んでしまったり、周囲に当たり散らしてしまったり。

 

 

そういった症状を生理前症候群、略してPMSといいます。
私もPMSなのですが、生理前は旦那さんとのけんかが絶えません!

 

 

この間も、テレビを見ていてCMになりビールを取りに行こうとソファー
から立ち上がったら、同じタイミングで旦那さんがキッチンに。

 

 

狭いキッチンなので、お互いに避けあえばいいだけなのに、同じ
タイミングで来たことにカッとなってしまいました。

 

 

「もう、なんなの!?」と怒鳴って、そこから大喧嘩に発展!
とても気まずい数日間を過ごすことになりました。

 

 

子供のような態度を取ってしまい、男性から見たら「生理だからって
カリカリし過ぎ」と思うかもしれませんが、PMSという症状なのです。

 

 

生理1〜2週間前からイライラ、気分の浮き沈み、身体のだるさが
続いてしまう症状なのですが、これとよく似た病気があります。

 

 

非低型うつ病という病気で、身体が鉛のように重く感じて動けない、
些細なことで急に泣きわめいたり、怒鳴り散らしたりするのが特徴。

 

 

PMSでは生理の次の症には、完全に症状が消えるのに対して、
非定型うつ病は生理が始まっても終わっても症状が続きます。

 

 

PMSの症状が長引く場合は、神経内科を受診してみてくださいね!

 

 

また、生理が始まると同時に症状が消えるのがPMSの特徴ですが、
生理が始まっても症状が続きます。

 

 

これに対して、生理が終わるころに症状が消えるのは、月経困難症、
つまり生理痛です。

 

 

PMSと生理痛を混合してしまいがちなので、どちらかはっきり分からない
時はPMSの特徴を思い出してみましょう!

 

 

■PMS特有の症状は複数の不調が重なること

 

・イライラ、肩こり、人と話したくなくなるなど複数の症状が出ていたらPMS
・一つの症状だけなら単なる不調の可能性も!

 

 

PMSの特徴は複数の症状が出てしまい生理前だけ続き、生理が来ると
同時にイライラも腰痛も肩こりもなくなることです。

 

 

この複数の症状が出ていることが見分けるポイントなのです。

 

 

たとえば、生理前に下痢の症状だけ出ている場合は、PMSではなく
胃腸の不調、肩こりだけ出ている場合は、肩の筋肉が疲れている証拠。

 

 

生理前は身体の不調が出やすいのです。

 

 

PMSは女性ホルモンのバランスの乱れにより、さまざまな症状が出ます。
便利のみ、下痢のみは胃腸が弱っていて、それが生理前に出てしまった
のです。

 

 

女性ホルモンのバランスの乱れから来る症状ではありません!

 

 

下痢や便秘は整腸剤を飲んで様子を見ましょう。

 

 

肩こりは肩を回すストレッチなどに日課にして、数日間欠けて少しづつ
ほぐしていくようにしてください。

 

 

便秘に悩んでも生理前は便秘薬を飲まない方が良いです。
便秘薬は大腸を刺激するので、体調がより悪化してしまう可能性があります。

 

 

デリケートな生理前後は、身体に負担をかけないようにしましょう。

 

 

■生理中に避けた方が良い薬

 

・便秘薬、総合風邪薬などは避けましょう
・バファリンは依存性がないので安全

 

 

生理中に避けた方が良い薬が便秘薬の他にもあります。

 

 

総合風邪薬はさまざまな成分が入り過ぎているので、身体に負担を
かけます。服用するのはやめましょう。

 

 

もし、生理前後に熱が出たりした場合はバファリンが良いですね。
依存性もないですし、だんだん効果が弱くなることもないので、安全に
定期的に服用できます。

 

 

毎月2〜3錠程度であれば、問題なく継続的に飲みつづけられますよ。
また、整腸剤は大腸の機能を高めるための薬です。

 

 

身体への負担が少なくサプリメントに近い薬ですので、毎日飲みつづ
けても問題ありません。

 

 

しかし、錠剤の薬自体に身体を冷やす作用があります。

 

 

生理に冷えは天敵ですので、ちょっと痛みが出てきたなというタイミング
で飲みましょう。痛くなる前にのむ必要はありません。

 

 

そして、お腹や腰を温めることでPMSも生理痛も軽くなります。
生理中は夏でも腹巻をしてください。

 

 

■薬を飲み回数を減らすには?

 

・体を温めることが一番大切
・辛い物や生もの、夏野菜は食べないようにしましょう

 

 

生理中に症状を軽くしたいと考えていても、出来るだけ薬に頼りたくない
という人も多いです。

 

 

生理前後は身体が弱っているので、この状態で薬を大量に飲みつづける
のは、それ自体がストレスですし不安ですよね?

 

 

薬に頼らないで生理前後の症状を軽くするには、身体を温めることが一番。
特にお腹、腰回りを温めると、腹痛や腰痛は大幅に軽減します。

 

 

腹巻、張るタイプのカイロ、小さめの湯たんぽ、使いやすいものなら何でも
OKです。ひざ掛けをかけるだけでも違ってきますよ。

 

 

そして、辛い物や生ものなどの刺激物は消化するのにエネルギーを
多く使い、大腸に負担をかけます。

 

 

生理中はできるだけ避けるようにしてください。

 

 

また、夏野菜は身体に冷やすので、トマトや、キュウリなども食べない
方が良いでしょう。
■PMS治療で病院で処方されるのは低用量ピルが中心

 

・ピルには卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つの成分が含まれている
・女性ホルモンのバランスを整えることでPMSの症状を軽くする

 

 

生理前に毎月やってくるイライラや体の不調をなおすために、
自力で出来る工夫をいろいろ行っている女性は多いです。

 

 

しかし、自力では感情が爆発してしまい、どうしようもない時もあります。

 

 

そうした時は薬に頼ったり、病院へ受診したりして無理をしないように
してください。

 

 

私もPMSのイライラを抑えるために、ストレスをためないようにする、
精神的にきついスケジュールはPMSの時期には入れない。

 

 

このような工夫をして、身体を冷やさないようにしていますが、それでも
治らない時は婦人科を受診するようにしています。

 

 

イライラがどうしようもない時は、誰にでもあるのでひとりでかかえ
こまないで、素直に頼るようにしましょう。

 

 

婦人科を受診してPMSだと診断されると、ほとんどの場合は低用量
ピルを処方されることになります。

 

 

ピルというと避妊薬というイメージかもしれませんが、実は世界中で
処方されているピルの約70%は、PMSや月経不順、無月経の治療目的。

 

 

避妊目的で処方されているピルは、ほとんどありません!
ですので、ピルを飲んでいても印象が悪くなったりすることはないですよ。

 

 

また、婦人科で処方されるピルは低用量ピルと言って、効き目も副作用も
優しい安全性の高いピルがメインです。

 

 

中用量ピル以上のピルが処方されることはまずありません。

 

 

また、ピルの種類は現在とても多く、一口に低用量ピルと言っても
実に様々なものがあります。

 

 

自分に合ったピルに出会えれば、PMSの症状から解放されるかもしれません!

 

 

■低用量ピルの特徴と効果

 

・低用量ピルはホルモンの量を50ug未満におさえたもの
・21日間連続で服用した後に7日間休む

 

 

低用量ピルは、2種類の女性ホルモンの代わりとなる成分が50ug以下
含まれています。

 

 

中用量ピルは50ug、高用量ピルは50ug以上含まれているものを言います。

 

 

ピルは21日間連続で服用した後に、7日間休み、また21日間連続で服用
するという流れで飲みつづけます。

 

 

21錠包装のものはピルが21錠入っているだけです。

 

 

しかし、28錠包装のものは、21錠のピルと何日間休んでいるかを数える
ためのプラセボが7錠入っています。

 

 

どちらのタイプでも効果には変わりありません。
自分が飲みやすいタイプを選びましょう。

 

 

また、ピルのホルモンが体に定着するまでに最短でも28日間、つまり
生理1周期分の期間がかかります。

 

 

そして、3周期以上飲みつづけないとピルが体に定着しない人もいるので、
自分の体調の変化を記録しながら、飲み進めてみてください。

 

 

また、不安に思うことは遠慮しないで、医師に相談してみてください。

 

 

不安を抱えたままピルを服用し続けると、それ自体が強いストレスに
なってしまいます。

 

 

ピルを服用し続けていると、女性ホルモンが分泌されなくなります。
これにより、生理の周期に合わせて女性ホルモンのバランスが乱れたり
することもなくなります。

 

 

PMSをはじめとする月経不順などの様々な婦人科系の症状に、
効果を発揮してくれますよ!

 

 

ホルモンバランスが安定することで、生理が規則正しく来るようになります。
女性の身体にとって、生理の周期は影響力の大きいもの。

 

 

体調そのものが良くなったり、気分が軽くなったり、総合的な健康効果が
期待できます!

 

 

■ピルを飲むとえられる婦人科系以外の効果

 

・骨粗しょう症のリスクが減り、ニキビが改善する
・血栓が出来ることがまれにあるので注意

 

 

ピルを服用すると排卵が止まり、代わりのピルの女性ホルモンで
生理が順調になったり、生理痛が軽くなったりします。

 

 

PMSや卵巣腫瘍、子宮体がんのリスクも減るので、大きな病気も
予防できるのです。

 

 

そして、婦人科系の病気以外にも骨粗しょう症を予防したり、ニキビを
治したりする効果もあります。

 

 

ホルモンバランスが整うことで得られる健康に対する作用は、こんな
にも多いのです。しかし、ピルには副作用がまれに出てしまいます。

 

 

つまりのような、吐き気、頭痛、腹痛が表れることがありますが、
28日間飲みつづけていればほとんどの場合は収まります。

 

 

どうしても収まらない時は医師に相談を。

 

 

また、血栓症になることもありますので、足が異常にむくんだり、動機や
息切れなど明らかにつまりとは違う症状が出たら、飲むのを辞めましょう。

 

 

そして、すぐに病院を受診してください。

 

 

■ピルを処方される時に受ける検査

 

・血圧や体重、喫煙習慣病癖などの確認
・妊娠中、授乳中の人は服用できない

 

 

ピルを婦人科へ処方してもらうには、どのような検査を受ければいいの
でしょうか?

 

 

ピルを服用する条件は喫煙習慣がない人、もしくは1日14本以内の喫煙
の人、など生活習慣を聞かれることがメインとなります。

 

 

婦人科系の検査はほとんどありません。
内診もありませんので、ご安心ください。

 

 

また、妊娠中。授乳中、妊娠の可能性がある人はピルを服用できません。
他にも持病で飲めない場合があります。

 

 

お薬手帳などもしっかリ持って行ってください。
そして、気になることはしっかり聞いておきましょう。
■低用量ピルの注意点と副作用

 

・静脈血栓症のリスクがある
・妊娠中や分娩直後の人に比べるとリスクは低い

 

 

PMSの症状でもっとも困るのがイライラしてしまうこと。
ストレス社会に生きる私たちにとって、毎日の生活はストレスの連続です。

 

 

ただでさえ、時間に追われあわただしく生活しているのに、そこにPMS
のイライラが加わり、毎日パンクしそうになっている女性も多いことでしょう。

 

 

私もその中の一人で、仕事で計画通りに進まなかった時、カッとなって
マウスを机にバンを叩きつけてしまいました。

 

 

その結果、マウスが壊れ新しいものを購入することに。

 

 

しかし、仕事中はマウスを買いに行っている時間もなかったので、その日
の終わりまでずっとキーボード前のパットで操作していました。

 

 

いつもと使い勝手の違うパソコンにまたイライラしていましたが、もう
物を壊すのは嫌だったので、必死に我慢して仕事を終えました。

 

 

こんな時にピルの力を借りて、症状を抑えるととても楽に仕事が出来る
ようになります。

 

 

しかし、PMSの治療にもっとも多く出されている低用量ピルには、
実は注意点と副作用があるのです。

 

 

注意点は、静脈の血栓症のリスクがあるということ。
つまり、低用量ピルでもっとも重い副作用は血栓症なのです。

 

 

低用量ピルの「ヤーズ」では過去に3件の死亡事故が起きています!
ヤーズの副作用で血栓が出来てしまい、血の流れが止まり死に至った
のです。

 

 

血栓症とは、血管の中に血のかたまりが出来てしまい、それが血流を
止めてしまうという病気。

 

 

血栓がどこに出来るかで、症状は大きく変わります。足の静脈に出来ると、
足がむくみ静脈に瘤が出来て皮膚上に浮き上がります。

 

 

肺の近くにできると動悸、息切れ、呼吸困難などが起こり、心臓の近くに
出来ると不整脈などの重い症状が出てしまいます。

 

 

こうしたケースが命の危険に繋がるので、ヤーズを服用していて息切れや
動悸、胸の痛みなどを感じたらすぐに医師に相談してください。

 

 

■低用量ピルで血栓症になる可能性が高い人

 

・喫煙者、高齢者、肥満の人は血栓症のリスクが上がる
・ピルを服用したら喫煙量は減らしましょう
・暴飲暴食は避け、規則正しい食事をして避けましょう

 

 

低用量ピルには血栓症のリスクがあります。
しかし、全ての人にある訳ではありません。

 

 

健康で毎日適切な量を服用している人は血栓症になる可能性は、
とても低いです。

 

 

では、どういう人が血栓症になりやすいのでしょうか?

 

 

まず、健康な人でも良くピルを飲み忘れていて、2日分を一緒に摂ることが
多い人、しっかり規則正しくピルを飲まない人は血栓症になりやすいのです。

 

 

そして、喫煙者はピルを飲んでいない状態で、血がどろどろになり血栓が
出来やすくなっています。

 

 

もともと血栓症のリスクは高いので、ピルを飲むとより一層リスクは上がります。
また、40歳以上であること、35歳以上で1日15本以上たばこを吸う人なども
リスクは高くなります。

 

 

そして、肥満の人ももともと血管が詰まりやすいので、血栓症のリスクは
高いと言えますね。

 

 

ピルを服用する場合は、たばこの量も減らしたり、健康的な食事をとり、
痩せるなどの努力をした方が良いでしょう。

 

 

また、血栓が出来ないように水分補給を小まめにすると良いですね。

 

 

■血栓症の初期症状を把握し置こう

 

・初期症状を知っていればすぐに対策が打てる
・舌のもつれや目のかゆみ、半身の脱力やしびれなど

 

 

ピルを服用し始めて体調が少し悪くなったり、いつもと違う感覚が
あっても血栓症の初期症状かどうかは、すぐに分かりません。

 

 

ピルが体になじむまでの間、つわりのような症状が出ますので、
それと血栓症の症状が判別できないこともあります。

 

 

血栓症の初期症状は、足の突然の痛み、むくみ、脱力、まひなどの
手足の症状。

 

 

押しつぶされるような痛み、もしくは鋭い痛み、突然息が切れるなどの
胸の症状。

 

 

激しい頭痛が突然来る、めまい、半身の脱力か、しびれ感、失神、
けいれん、意識障害などの頭の症状。

 

 

舌のもつれ、しゃべりにくいといった口の症状。

 

 

目がかすむ、見えにくくなっている部分がある、視野が狭くなるなどの
目の症状。急な血圧上昇など。

 

 

こうした症状はピルが合わない時の吐き気や立ちくらみ、腰痛などとは
全く違います。

 

 

血栓症とピルが合わなかった時の症状、両方を覚えておいてください。

 

 

■早期治療をスムースに始めるために!

 

・話せなくなった時のために「患者携帯カード」を常に携帯しよう
・ヤーズの公式サイトでプリントできる
・体調の変化を記録しておくと良い

 

 

話せなくなったりすることもあります。そうなった時に医師に自分の症状を
伝えるのは難しいことです。

 

 

そこで、ヤーズを製造・販売している会社の公式サイトにある患者携帯
カードを常にカバンに入れておくようにしましょう。

 

 

血栓症が重くならないようにするためには、早期に治療をすることが
一番です。

 

 

あらかじめ記入事項を埋めておいて、ヤーズを飲み始めた日を書いて
おいてください。

 

 

小さなカードですので、財布の中に入れてもかさばりません。
ヤーズを飲むことになったら、すぐに入れておいてください。

 

 

また、自分の体調の変化を記録しておきましょう。
何でもいいので、気が付いたことを書くようにしてくださいね。
■低用量ピルで改善しない人が多い理由

 

・PMSの症状が強いとピルで悪化することもある
・精神症状は女性ホルモンのバランスだけが原因ではないから

 

 

PMSの症状の強さは、人によってバラバラで周囲の人に当たり散らして
しまうくらいにイライラしてしまい、抑えられないくらいの人もいます。

 

 

また、精神t系な症状は何もないけれど、腰が痛い、下腹部が重いと
いった症状が辛く仕事を休まないといけなくなる人もいます。

 

 

私の場合は、身体的な症状よりも精神的な症状の方が大きいですね。

 

 

仕事をしている最中に、マグカップを倒してしまってデスクに置いてあった
書類が水浸しになった時、周囲に同僚も先輩もいるのに、イライラ爆発!

 

 

「あー!」と叫んでしまい、職場がシーンと静まり返ったことがあります。

 

 

しかも、マグカップを起こしてデスクを拭いてくれた同僚にキレかかって
しまい、本当に自分はダメな人間なんだと、心の底から落ち込みました。

 

 

このような激しいPMSの症状だと低用量ピルでは、なかなか効果が
出ないのが現状ですね。

 

 

低用量ピルは優しい効き目で副作用も少ない分、効果が薄いのです。

 

 

また、PMSの精神的な症状の原因は、必ずしもピルで治る女性ホルモン
のバランスの変化だけではありません。

 

 

ちょっとした環境の変化や、生理中の匂いに敏感な状態で嫌な臭いを
かいだり、急に大変な仕事を頼まれたり。

 

 

日常生活でどうしても避けられない大きなストレスが降りかかると、
一気に爆発してしまったりするのです。

 

 

ピルで女性ホルモンのバランスを整えるよりも、漢方薬などでストレス
に強い身体づくりをした方がよいこともあります。

 

 

もし、婦人科でピルではなく、漢方薬の処方を希望したら、どんな漢方
が出てくるのでしょうか?

 

 

■漢方薬を希望した場合処方される薬

 

・加味逍遙散と呉茱萸湯が一般的
・ピルが合わなかった人だけではなく、妊娠を望んでいる場合も漢方はよい

 

 

PMSの治療のために婦人科を訪れ、低用量ピルを処方してもらったにも
かかわらず、思うような効果が出なかった場合、漢方に切り替えると良いですよ。

 

 

婦人科へ行ってもらえる漢方薬は、主に2種類あります。

 

 

「加味逍遙散(かみしょうようさん)」

 

体力の低下などが原因で、のぼせ、肩こり、疲労感、イライラ、
情緒不安定といった精神的な不調。

 

 

そして、冷え性や虚逆体質、月経不順、不眠帳、更年期障害にも
効果があります。

 

 

2歳から飲むことが出来るので、この安全性の高さが良くわかります。

 

 

成人は1日2袋ですが、効果の出方によって、1袋にしたりして調節
してください。

 

 

また、妊娠が発覚したら飲むのを辞めましょう。

 

 

「呉茱萸湯(ごしゅゆとう)」

 

手足の冷え、肩こり、頭痛を改善する症があります。

 

 

頭痛の中でも特に片頭痛に効果的で、心臓の拍動に伴って激しい
頭痛を生じる疾患である片頭痛。

 

 

これを治療するために、漢方薬が用いられ呉茱萸湯がおもに処方
されているのです。

 

 

片頭痛は症状がひどい人だと、強烈な痛みと共に吐き気が出てしまいます。

 

 

PMSでも片頭痛の症状が出る人がいるので、頭痛の症状や肩こりの症状、
そして、そこから来るイライラを抱えている人に効果的ですね。

 

 

■漢方は体質に合わせて処方されるモノ

 

・西洋薬のように症状に合わせて出されるモノではない
・性格や住んでいる環境普段の食事などが大切

 

 

漢方薬はその人の体質に合わせて処方する薬です。

 

 

西洋薬、つまり一般的に処方される薬は症状に合わせて処方されるので、
病院へ行っても聞かれるのは症状についてだけです。

 

 

しかし、漢方薬はその人の見た目、歩き方、姿勢、性格、住んでいる環境、
食事の内容今までなった事のある病気などを判断材料に処方する薬。

 

 

症状だけではどの漢方を処方するか決められず、多くの要素に踏まえて、
生活背景をイメージしながら、決めなければなりません。

 

 

■症状によっては複数の漢方薬を同時に処方されることも

 

・全身を総合的に判断して1種類の漢方薬で治療するのがベスト
・漢方では大は小をかねないので、ちょうど良い薬を見つけよう

 

 

PMSでもそれ以外の症状でも漢方薬を処方される時は、1種類ではなく
複数種類の漢方薬を出されることがあります。

 

 

これは、例えば冷え性体質と、イライラしやすい体質、2つの体質を
持っている人がいるとします。

 

 

その2つの異なった体質に合わせて、2種類の漢方薬を処方する
ことがあるのです。

 

 

しかし、加味逍遙散のような冷え性にもイライラにも効果的な漢方薬が
あった場合は、1種類で良くなります。

 

 

漢方薬には飲み合わせというものがあり、複数の漢方薬を飲むことで、
お互いの漢方の効果を打ち消し合ってしまうことがあるのです。

 

 

これを防ぐために出来る限り、1種類にしぼられて、処方されます。

 

 

しかし、自分で漢方薬を購入している人は、複数種類の漢方を飲んで
しまいがち。

 

 

飲み合わせに問題がないか、病院へ相談に行くと良いでしょう。
漢方は大は小を兼ねるような、物はありません。

 

 

自分の体質にちょうど良いものを選んでください。
また、漢方を飲みつづけるとそれだけ費用も掛かります。
金銭面も考えて漢方薬以外の対策も考えましょう。

 

 

PMSの症状に効果的な自力で出来る対策は身体を冷やさないこと、
水分を多くとること、そして軽めの運動です。

 

■漢方だからと言って副作用がないわけではない

 

・食品と同じで体質に合わないとさまざまな副作用が出てくる
・効果は医学的には証明されていないので副作用もはっきりしない

 

 

私のように、ときどきPMSの症状がひどすぎて自力でどうにもできない時
がある人は、月に1回の生理前、大変な苦労をしていることと思います。

 

 

PMSの症状が酷い時は、朝起きて、寝癖がひどくなかなか治らない。
たったこれだけで怒りが爆発してしまう時もあります。

 

 

また、いつも乗る電車に乗り遅れただけで泣きそうになったり、コンビニで
いつも買う飲み物がなかっただけで不安になったり。

 

 

PMSの症状が出ている時は、些細なことで心が大きく動揺してしまい、
なかなか仕事に集中できない状態になってしまいます。

 

 

そんな精神的にボロボロな時に、副作用が心配なピルや抗うつ薬などを
飲みたくないですよね?

 

 

症状を抑えられる薬を使いたい場合は、漢方薬が人気となっています。
しかし、実は漢方薬でも副作用がないわけではありません。

 

 

それは無農薬で育てられた安全性の高い食材でも、その食材に対して
アレルギーを持っている人が食べるとアレルギー症状を引き起こすのと同じです。

 

 

安全性が高く、ストレスなく服用できる漢方薬でも、体質的に合わない人に
とっては、PMSの症状を悪化させてしまうことにもつながるのです。

 

 

■漢方は腎臓や肝臓など内臓への負担が大きい

 

・最近は漢方薬でも腎臓や肝臓の障害が報告されている
・漢方=安全という発想は忘れた方が良い

 

 

西洋薬に比べ、副作用が少ない漢方薬ですが全く副作用がないという訳
ではありません。

 

 

最近は漢方薬を処方したことによる、さまざまな副作用が報告されています。
とくに腎臓や肝臓に関する副作用の報告が、多いようです。

 

 

海外から報告されている漢方薬の副作用は、漢方薬に他の植物が混入し、
それが原因で腎臓や肝臓に負担をかけているといったモノ。

 

 

また、糖尿病であることが判明しているにもかかわらず、医療機関で治療を
行わずに漢方で血糖値を下げていた女性が、血小板が減少したという事例もあります。

 

 

アメリカでは、漢方薬に毒性のある植物が混ざっていて、それが原因で
死亡した事件も起きています。

 

 

つまり、漢方薬を正しく服用していて、キチンとした品質のものを飲んでいれば
腎臓や肝臓に障害を負う必要もなく病気や疾患を悪化させる心配もないのです。

 

 

国内でも、医師に相談せずに自己判断で漢方薬を服用し、症状が悪化して
から病院へ行く人も多いのです。

 

 

漢方薬はただしく使うことが大前提です。医師に相談をするか、しっかり
知識を身に着けてから服用するようにしてくださいね。

 

 

■漢方の効果を料理で取り入れることはできる?

 

・ショウガは冷えに効果的、腰痛を軽くする効果も!
・ねぎは発汗作用があるので代謝を良くする
・シナモンは冷え性をなおす

 

 

漢方の中には、一般的な食材として毎日の生活に取り入れることが出来る
ものもあります。

 

 

どういった食材がPMSの症状を軽くしてくれるのでしょうか?

 

 

まず、しょうがは冷えに効果的ですので、PMSから来る腰痛、腹痛を軽く
してくれます。

 

 

PMSに悩んでいる人のほとんどは冷え性で悩んでいるので、冷えが改善
されればPMSの症状も少しは軽くなるのです。

 

 

また、ねぎは発汗作用があるので、代謝を良くしてくれます。

 

 

代謝が良くなれば細胞が活性化し、血行もリンパの流れに良くなり、
むくみや疲れやすさが改善しますよ。

 

 

細胞が活性化することでストレスに強い身体になりますので、
PMSのイライラも抑えられるのではないでしょうか?

 

 

また、シナモンは冷え性をなおすのに効果的。
下腹部やコシ、膝の冷えなどを改善する生薬・肉桂という別名を持ちます。

 

 

生理の時に、お腹が冷えて辛い時は食べるようにしてください。

 

 

ショウガとシナモンを入れた豆乳チャイなどは、PMSの症状に効果的です。

 

 

水、豆乳、シナモンスティック、しょうが、紅茶、黒砂糖を鍋で温めれば
できるので、時間がある時に作って飲んでみてください。

 

 

■漢方に対する反応は2種類ある

 

・症状も強く出ていて効果も出やすい陽証
・症状も弱く効果も出にくい陰証

 

 

漢方薬に対する反応には、2種類の反応があります。

 

 

これは体質によるものなのですが身体の不調も強く出ていて、
冷え性ではなく体力があり、漢方も効きやすい陽証。

 

 

そして、身体の不調の出方も弱く、冷え性で体力がなく、漢方も効き
にくい陰証。

 

 

この2つのタイプのうち、どちらの体質かで漢方薬が効くまでの期間が
決まり差がでます。

 

 

漢方あの効き目について書かれている文章を読むと良く「効果が出る
までには3ヶ月間かかる」となっていますが、あれはあくまでも目安なのです。

 

 

すぐに効果が出る人もいれば、なかなか効果が出ない遅い人もいます。

 

 

しかし、半年以上飲みつづけても効果が出ない場合は、その漢方薬が
合っていないということですので、べつの漢方薬に変えるか。

 

 

新しく、他の方法を試してみてください。ストレッチ、運動、マッサージ、
ツボ押し、など自分でできる改善方法は数多くあります。

 

 

漢方薬以外では、サプリメントでPMSを改善するという方法もあります。
サプリメントは漢方薬に比べて、かなり手軽ですよ!
■まずはサプリメントから始めてみるのが良い

 

・サプリメントは健康食品なので副作用がほとんどない
・通販などでも購入出来て手軽に続けられる

 

 

私もそうなのですが、PMSに苦しんでいるとどんな方法を試しても
効果が出ない状態が続くことがあります。

 

 

漢方薬、運動、マッサージ、ハーブ。PMSの症状を改善する方法は
いくらでもあるのに、効果が全然でないのです。

 

 

いろいろ試しているうちに、どんな方法なら効くのか、わけが分からなく
なって、それがまたイライラに拍車をかけるのです。

 

 

PMSをなおしたくていろいろ試しているのに、結果的に試した方法が
上手くいかず、以前にもましてイライラしているという悪循環。

 

 

こうした状況に陥っている人も、これからPMSの症状改善を始めようと
している人も、まずはサプリメントで様子を見てみると良いでしょう。

 

 

サプリメントは、処方薬や市販薬のように副作用の心配がありません。
また、漢方薬のように専門的な知識も必要ないのです。

 

 

そして、PMSの症状に効果のある市販薬は日本には1種類しかないの
ですが、購入する際には薬剤師の許可が必要。

 

 

まとめ買いは出来ないので、1箱1箱購入することになります。

 

 

そして、その度に薬剤師に薬を飲んで症状がどのように変わったかを
報告しなければならないのです。

 

 

とても手間がかかりますし、初対面の薬剤師にPMSの症状を説明
するのは、かなり恥ずかしいですよね?

 

 

サプリメントは薬剤師の判断を仰がなくても購入出来て、まとめ買いもOK!
ストレスなくPMSを改善するのに、ピッタリの方法ですね。

 

 

■私が使っているサプリ

 

・ルナベリーなどの人気サプリメントから試してみると良い

 

 

私がいつもPMSの症状で苦しまないために飲んでいるのは「ルナベリー」。

 

 

チェストベリーという女性のためのハーブと言われているハーブの
有効成分が、含まれているサプリメントです。

 

 

20代〜40代の80%以上の女性が悩んでいると言われているPMSの
症状は女性ホルモンのバランスの乱れが原因。

 

 

その乱れをととのえてくれるのがチェストベリーの有効成分なのです。 

 

 

チェストベリーの有効成分は、女性ホルモンで生理前になると急激に
増えるプロゲステロンの分泌量を丁度良い量にコントロールしてくれるのです。

 

 

プロゲステロンが急激に増えなくなれば、もう一つの女性ホルモンである
エストロゲンとのバランスが乱れないのです。

 

 

その結果、PMSのイライラ、腰痛、腹痛などの症状が軽くなります。
生理記録をつけておいて、生理1週間前くらいから飲み始めると良いでしょう。

 

 

■サプリメントはいつまで飲みつづけるもの?

 

・半年間くらい続けてみて、生理1回分飲まないで様子を見てみる
・かなり長い期間継続的に飲むものなので、購入しやすさ、値段なども重要

 

 

サプリメントを飲み始めてPMSの症状が軽くなって行ったら、
とてもうれしいですよね?

 

 

しかし、効果が出ているサプリメントはいつまで、どれくらいの期間
飲みつづければいいのでしょうか?

 

 

まず、サプリメントとは、その人の体質を変えるのをサポートするための
食品です。

 

 

体の不調は体質によるものであることが多いですので、その体質を変えて
不調が出ないようにするためのものです。

 

 

サプリメントは、2か月間以上飲みつづけないと効果が出ないものも
ありますので、最低でも2か月間は飲みようにしてください。

 

 

そして、半年間くらい飲んでみて、PMSの症状が出なくなったら、
生理が終了と同時に28日間サプリメントを飲むのを辞めてみましょう。

 

 

そして、サプリメントを飲んでいない期間の生理前の症状がどうだったか、
生理中はどうだったかを記録してみてください。

 

 

その記録を3ヶ月分とって、PMSの症状が出なければ、もうサプリメントを
飲まなくてもOK。

 

 

しかし、PMSの症状が出てしまったら、再び継続して飲みつづけましょう。

 

 

このように、個人差があるものなので、一概に何ヶ月飲めばよいという
わけではありません。

 

 

どちらにせよ、とても長い期間飲みつづけますので、購入のしやすさ、
値段などの効果以外の部分も重要な判断基準となって来ます。

 

 

継続的な使用を前提に、購入するサプリメントを決めてくださいね!

 

 

■サプリメントを取ると危険な人

 

・妊娠している人はサプリメントはダメ
・婦人科で指示されて飲んでいるものはOK

 

 

サプリメントは副作用がほとんどなく、誰でも安心して飲めるもの。
しかし、どうしてもサプリメントを飲んではいけない人がいます。

 

 

それは妊娠をしている人です。妊娠中は、女性ホルモンと男性
ホルモンのバランスが崩れやすい時期なのです。

 

 

ですので、女性ホルモンに働きかけるサプリメントを取ってしまうと、
そのバランスの不安定さを助長してしまう可能性があります。

 

 

また、ビタミンAなどを取り過ぎると、奇形児がうまれてくる可能性が
高くなると言われています。

 

 

ですので、女性ホルモンのサプリメント以外ビタミンでも鉄分でも、
妊娠中に飲みたい場合はまず医師に相談をしてみてください。

 

 

出来れば実際にサプリメントを購入して医師の元へ持っていきましょう。
産婦人科でしっかりと指導を受けた上で、サプリメントを飲み場合は
問題ありませんよ!